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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 継承 : [けいしょう] 1. (n,vs) inheritance 2. succession 3. accession
継承〔 〕(〔 「等価条件による共有」 〕)とは著作権に依拠するライセンス(著作権ライセンス、コピーライト・ライセンス、Copyright licenses)がある種の「コピーレフト条項」("Copyleft provisions")を持つ場合を例示する、クリエイティブ・コモンズ・プロジェクトの用語である。「コピーレフト」とは、二次的著作物(Derivative works, Derivatives of a work)の利用許諾条件を原著作物(Original works)の利用許諾条件と等価にしなければならないとするライセンシーの義務である〔 〕。クリエイティブ・コモンズにおける「継承」型のライセンスには、CC-BY-SA("Attribution-ShareAlike" 「表示—継承」)、CC-BY-NC-SA("Attribution-NonCommercial-ShareAlike" 「表示—非営利—継承」)という互いに異なる2つのものがある。 == 継承ライセンスのタイプ == 前述の通り、継承ライセンスには2つの異なるものが存在する。まず、両者は著作権表示の義務である「帰属」〔 クリエイティブ・コモンズ・ジャパンではこれを日本国著作権法の観点から、「表示」と訳している。 〕条件を持つ。これに加え、"CC-BY-SA"は「継承」の要件である、全ての二次的著作物を原著作物と同一または等価であるライセンスに従うことを要求する。これゆえ、例えば仮にある人物がBY-SAで許諾された映画(movie)の一部を切り出してショート・フィルム(short film)を作った場合、そのショート・フィルムの著作権に基づくライセンスはBY-SAとする必要がある。クリエイティブ・コモンズによると、このライセンスの優位性は、ライセンシーが将来、原著作者の著作物を利用して作成した派生物に新たな制限を追加することができない、すなわち、派生物を原著作物と全く同一の条件下でライセンスしなければならない、という点にある〔。この継承ライセンスはフリーソフトウェア財団(FSF)がGNUプロジェクトで採用しているGNU General Public License(GPL)やGNU Free Documentation License(GFDL)が持つコピーレフトに類似するものである。 ただし、CC-BY-SA、GPL、GFDLは派生物に関する取り扱いが類似しているとはいえ、その他の条項には三者とも互いに大きな差異がある。よってライセンス全体としては三者いずれも非互換であることには注意したい。この問題を軽減するため、FSFは2008年11月3日、GFDLバージョン1.3を公開した〔 〕。この新しいライセンスには、「GFDL1.3からCC-BY-SA 3.0への再ライセンス」(逆は不可)を''著作権者の許可なく行使できる追加的許可条項''が"Section 11. Relicensing"(第11項 再ライセンス)として設けられている〔 〕。よって「GFDLのあるバージョン、または『それ以降の任意のバージョン』(any later version)」という形式でライセンスされた著作物ならば(その他2、3点の要求事項を満たした上で)、著作権者に許可を得ることなく(すなわち無断で)GFDLのあるバージョンからCC-BY-SA 3.0に再ライセンスできる。この条項はウィキメディア財団の要請により設けられた〔。 "CC-BY-SA"は著作物の商用利用を許可する。採り得るオプションの2番目、CC-BY-NC-SAは非営利のみでの利用を要求する形の継承ライセンスだが、これはフリーコンテント・ライセンスではない。また一部の人物はコピーレフトでもないと述べている〔 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「継承 (クリエイティブ・コモンズ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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